センスウェイ株式会社様
DX/IoTソリューションサービスの提供に欠かせないパートナー
- 用途
- LPWAの一種であるLoRaWAN®の通信用ゲートウェイにおけるサーバへの接続のため。ゲートウェイと接続しているSIMルーターに搭載するSIMとして利用中。
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取材日:2015年09月17日
高度ネットワーク開発事業部 副事業部長:榎本祐樹様
回線速度の速さには、正直なところ驚かされました
今回、NifMoを利用することになった契機は、開発部門で使うMVNO端末を他社から代替えするにあたり、その有力候補として考えたためです。当社はネットワーク通信の開発業務を請け負っているので、各種キャリア、回線業者さんでも問題が生じないように、複数端末でのテストが必要だという意味合いもありまして。私自身も含め、端末を4~5台ほど持ち歩くのが常ですからね。
NifMoは今回が初の利用でしたが、もっとも驚かされたのは回線速度の速さです。MVNOには、どうしても“遅い”というイメージが付いて回りますよね。にもかかわらず、場所や時間帯によっては、auやNTTドコモ端末よりも速いと感じましたから。使い勝手も悪くないですし、快適でしたよ。これは正直、予想外でした。
私の場合は利用形態がテザリング主体だったので、回線速度は重要な要素なんです。従来は社給のau端末で(テザリングを)行っていましたが、それとの比較でも、「NifMoは意外に使えるじゃないか」と。「意外」などと言っては失礼ですね(笑)。
公衆Wi-Fiサービスを利用したテザリングも活用したかったのですが、そちらは当社(本社)の近辺にWiFiスポットが少なかったこともあり、まだ試すことができていません。ただ、当社は国内外への出張が多いので、出先でのWi-Fi利用もNifMoが可能性を広げてくれるはずです。札幌支社の事業部長からは、「出張の際は必ず持ち歩いて重宝した」と聞いていますよ。
国内ユースであれば、音声通話導入は「全然あり」ですよ
いっぽうで、私の場合、海外出張が多いことを考えると、NifMoをメイン端末化するのは難しいかもしれません。MVNOの音声通話はIP電話なので、海外(現地)での通話も大手キャリアと同様に…というわけにはいかないでしょうからね。私の場合は台湾、中国、アメリカで端末を利用する機会が多いため、そうした各国での使い勝手も、端末選びに大きなウエイトを占めるわけです。
逆に国内での利用がメインなら、それこそ「全然あり」ですよ。“かけ放題”的なプランも含めて4,000円程度に収まるなら、導入コスト的なメリットも大きい。当社ではauやNTTドコモに(端末1台あたり)毎月1万円程度を支払っていますから、長期スパンでの差額はかなりのものになります。
音声通話に関しては、契約形態がもう少し優しくなってくれると嬉しいですね。本人確認の必要性から、契約担当者(総務)の自宅に郵便書留が届くなど、いろいろな人を巻き込まなければならなかったので…。どの端末にどのSIMが入るかといった、実際に利用する人間と総務の間での意思疎通も大変でしたから。料金も安いので、「ちょっと使ってみたいな」と考える法人ニーズは多いと思うんですよ。そうした側面も、今後への期待&要望ですね。
株式会社ディアイティ / 高度ネットワーク開発事業部
副事業部長 榎本祐樹様
素性がいいだけに、法人向けアプリなどの期待も膨らみます
他にも要望を言わせてもらうなら、初期アプリの充実でしょうか。正直なところ、アプリを使う機会はほとんどなかったので。Office365を使えれば良かったのですが、Androidではセキュリティが厳しく面倒なため、どうしてもiOSを使ってしまうんですよ。これはNifMoの問題ではないですけれど。
NifMoに可能性を感じるのは、例えばニフクラ(ニフティクラウド)などとの連動ですね。初期アプリをタップするだけで簡単にニフクラと繋がり、会社の業務アプリなどを共有できる仕組みがあれば、便利じゃないですか。シンプルVPNのような形で、端末から簡単に行けるような。あるいは、NifMo端末からスマートサーブに繋がり、テザリングができ、そこに繋がった端末はすべてが同じトンネル(ネットワーク等の通信インフラ)を通れるようなアプリとか。
仕組み自体は簡単でも、大手キャリア端末だと自分でVPN設定を行わなければなりませんからね。つまり、使う人にある程度の知識がないと難しい。大きい会社であれば手順もきちんと説明されるでしょうが、10~20人の会社であれば、初期アプリで簡単にできることが大きなメリットになると思うんですよ。中小企業では、ITリテラシーが低いケースも少なくないですし。そうした仕組みを月額300円程度で提供してもらえると、かなり魅力的な端末になるはずです。
法人向けレンタルのサービスなら現実味もありますよね。通常の契約では、2年縛りなどのケースが多いじゃないですか。それを1年程度で自由に交換でき、新機種をすぐに試せるようなレンタルサービスがあると、とてもありがたい。5~10人で立ち上げたばかりの会社などは、一括契約のみで分割は無理でしょう。その負担だけでも50万円以上になることを考えると、レンタルの需要も大きいと思います。
今後はハード&ソフトの両面から、こうした“痒いところに手が届く”サービスに期待したいですね。素性がいいNifMoは、その可能性を秘めた端末だと考えていますから。
業種 | システム開発・運用 |
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会社名 | 株式会社ディアイティ |
従業員 | 78名 |
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NifMo法人サービス
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